消えゆく鉄道'00 その4
●伊豆急行
■ 1 ■
9月18日、200系の導入で終焉も間近の、伊豆急100系を収めるため、筆者は単身伊豆へと乗り込んだ。
目的地は、伊東である。
道路も活気づいてきた朝9時、原チャリ「Dio」に機材や資料を積み込み、出発。単独行動の時は、機動性を考えると、2輪の方が有利である。伊東まで約40キロ、原チャリではちょっとしんどいが、そこは気合いで走り抜ける。
伊豆中央道から亀石峠と、常に全開だ。エンジンもだいぶだれ気味である。そして峠を登りきって一気に宇佐美へダウンヒル。メータが振り切った状態では、ブレーキも全然利かずコワイ思いをした。
そんなかんじで、宇佐美駅に到着。その周辺を走り回って、まずは駅南側のこのカーブからはじめることにした。時間的に逆光なのはやむを得まい。
イズノスケ顔
今度は今の編成が熱海から折り返してくる。その前にガソリンを入れ、メシを食う。そして海岸の空気を吸いに、湯川河口の公園へ。
のんびりしてたらいい時間になった。次の撮影地を探す。ちょうどサンハトヤの前あたりは、海の近くを走る区間になる。そして線路の隣は山だ。この山から、海と一緒に収まるカットを探した。
宇佐美の海
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