消えゆく鉄道'00 その4

伊豆急行

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 100系は、日中は熱海−下田間の全線往復での1編成のみの運用だ。つまり今の列車は下田まで行ってしまう。ということは、伊東まで戻って来るには相当な時間が空くことになる。ということで、その辺を原チャリで走り回ることにした。

 伊東は、筆者にとっては思い出の地でもある。親戚が住んでいて、小学生のころは良く家族で遊びに来たものだ。その親戚は、20年ほど前までは、城星住宅に住んでいた。その家自体は解体されたが、町並みはまだ残っているはずだ。ちょっとようすを見に行ってみることにする。

 135号線を長屋のところで右に曲がると、久珠美地区だ。ここにあるスポーツセンターのグラウンドは、かつて巨人軍のキャンプも良く行われていたところである。

 その反対側に、その城星住宅は存在する。

 路地を入ってみると…

 驚くことに、20年前と何ら変わっていない道がそこにあった。家自体は取り壊しなどで数が減ってはいたが、同じ形をした木造の住宅がたくさん並ぶ雰囲気は当時のままだ。そしてなにより、道路が未舗装なのが、往時を偲ばせてくれる。

 未だにこんな風景が残る

 かつて親戚の家があった土地にやってきた。引っ越しと同時に取り壊されたのだが、そこはいま畑となっていた。

 そしてその家の隣の区画にあった、水道のタンク。当時から使われていなかったのだが、いまもこうして変わらぬ姿でそこに立っていた。

 水道タンク

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