消えゆく鉄道'04 その1

北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線

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太陽はもうすっかり夕日だ。このあとは日没後の列車となる。
とりあえず通過する駅に立ち寄りながら、撮影ポイントを探す。
フィルムも残り数枚なので、これが撮影の〆、と言うことにもなる。

 原野 を望む南本別駅   高島 駅 

大森駅では、時刻表を貼ってある下の板が、JR時代の駅名標だった。

 下に 見えるは



そして撮影最後の地点は、様舞駅の近くに決めた。
もうまっくらである。流し撮りも難しいが、これが最後のフィルムだ。強引に撮影。

 ランラランララーン


Y君は、その列車の走る姿を見て、「エビスのコマーシャルみたいだ」と言っていた。
のちほど調べたら、あのCMはちほく鉄道で撮られたらしい。びっくり。




これで撮影は一通り終了。
ただ、せっかくここまで来たので、池田駅を訪ねてみよう。
池田駅のホームのはずれの方に、銀河線の乗り場がある。なんか、人気の少ない駅で、
更にこんな端っこでは、おそろしくさえ感じる。

 池田 駅  人気 なし


ということで、北見から池田までたどり着いたところで、
ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の取材は終了。宿を取ってある帯広に車を向けた。


3月下旬ということで、浅い春が感じられる陽気だった。車での取材なのでその方が安
全ではあるが、やはり深い雪の中を行く姿などもちょっと見てみたかった。廃止まであ
と1年、最後の四季を過ごす銀河線。もう一度行く機会はある、だろうか?


06.3.25





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