消えゆく鉄道'04 その4

名古屋鉄道 岐阜市内線

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ここから先は岐阜市内線である。線路も併用軌道となり、道路を行く車の交通量も格段と増える。市街地まで行ってしまうと、車での移動もままならないため、 すぐ先の長良川沿いの土手に車を停め、その近辺で撮影することとした。

その長良川を渡るのが、忠節橋だ。重厚な鉄骨が古めかしく、とてもいい感じだ。


 忠節橋  幾何的な風景  


袂には、早田という電停がある。岐阜市内線をはじめとする各線は路面電車なので、当然のことながら電車のりばは道路中央の安全地帯にある。しかし、その区 切りは単なる白線で、ホームも柵も何もなく、非常に怖い思いをする。ホームを作れないのは行政の許可が下りないためだと聞いたが、クルマ優先の社会を選ん だ市政の結末が、この電車たちの命運を決めたとも言える。

 停留所の駅名標   我々には珍しい標識  





ここで一通り撮影を終えたら、今晩の宿を探すこととした。ちょうど徹明町に格安のビジネスホテルがあるらしい。早速チェックインした。いままでどこに行っ ても車中泊だったのに、最近はちょっと弱気な我々である。裏を返せば、そんな我々でも泊まろうという気になるほどの激安料金なわけだ。
ここで夜をすごす。車の心配がないので、いくら飲んでも平気だ。しかし飲みに行く前に、Y君にそそのかされて北斗の拳にやられてしまうという失態を犯して しまった。なので酒がうまくない。



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