消えゆく鉄道'04 その4

名古屋鉄道 美濃町線

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日差しもだいぶ黄色くなってきた。夕暮れも間近だ。撮影の最後は、津保川を渡る鉄橋とした。近所の少年も、携帯のカメラで最後の夏を切り取っていた。

 鮎釣りもシーズン   薄闇迫る




 もう秋の気配








こうして、二日間にわたる取材は終了した。電車も新しく、まさかこんなに早く廃止が訪れるとは思わなかっただけに、残念である。外資系の会社が、これら廃 止予定線を買い取るという動きもあったようだが、夢と潰え、結局廃止が現実のものとなってしまった。旅情だけで廃止反対を叫ぶべきではないが、この線区 は、もっと行政の協力があれば、すばらしい低公害のインフラとして存続したかもしれないと思うと、全国に残る路面電車のほとんどが見直される中にあるだけ に、残念な思いが重なる。
とか言っても、結局車で撮り鉄している我々には、そんなことを言う権利はまったく無かったりするのだが。




05.3.24




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