消えゆく鉄道'05 その3
●福井鉄道
■ 6 ■
浅水川を渡ると、景色ががらっと変わって、一面の田園地帯になる。
水田はちょうど田植えの時期で、鏡のようである。一年で一番好きな景色かもしれない。
水鏡の季節
300形電車がやってきた。これは静岡鉄道から転入した電車だ。
こんな遠くの地で出会うと、なんというか海外旅行で日本人に会ったような、そんな感じがする。
元静鉄300形
さて、どの駅も味わい深くて良いのだが、あんまりのんびりしていても終点まで取材できなくなってしまう。
少々急ぐことにする。
我々は市街区間にやってきた。
木田四ツ辻という電停付近の駐車場に車を停め、ここから徒歩で進むことにした。
この木田交差点から先は、併用軌道区間となる。
普通のサイズの大きな電車が道路を走る姿は、なかなかの圧巻だ。
堂々と車道を行く ステップ付
路肩で電車を待っていると、地元のおじさんに声を掛けられた。
おじさんは電車には興味ないものの、写真はやるそうで、いろいろと話をし、
本命の電車が来るまでの丁度いい時間つぶしになった。
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