消えゆく鉄道'06 その1

神岡鉄道

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神岡までは高原川に沿って山岳地帯を縫うように走っている。トンネルも多いため、この区間では撮影地はおのずと橋梁が多くなる。その橋のほとんどは、国道 から見ることができるのだが、唯一見ることのできない、カーブした橋がある。神岡鉄道のホームページにこの橋を俯瞰で撮影した写真が載っていたので、これ を撮りたいと思ったのだが、場所がわからないので、とりあえず橋の近くまで行ってみることにした。
しかし、雑木林の中をアクロバティックに進まねばならない。大変疲れる上に、藪こぎを想定した服装で来ていないので、とても危険である。橋のたもとに着い た ときはかなり疲労してしまった。

 苦労の甲斐はあったのか



これ以降は、鉱山前駅止まりの列車と全線運転列車が交互に走る。よって、ここから奥飛騨温泉口までの区間をメインに撮影する。
その神岡鉱山前駅は、少し変わっている。
コンクリートの擁壁の上に線路が展開していて、その擁壁のどてっぱらに穴が空いている。これが駅の入口だ。我々も ここから入って、ホームに出てみた。

 ぽっかりと

ホームには折り返しを待つおくひだ1号が停まっている。
よくある3セク風車両で、民営化の当時はどこに行ってもこんなのばっかりでつまらなかったのだが、それ から20年経とうとしている今、この車両も味が出てきたようだ。

 KM-101型   出番のないKMDD131

 サボも珍しくなってきた


神岡鉄道では、猪谷以外の全ての駅のホームに木彫りの七福神が置かれていた。
自社駅がちょうど7つだからなのだろうか?

 鉄路を見守る   りりしいお顔



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