消えゆく鉄道'06 その2

西日本鉄道 宮地岳線

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福岡の朝は、意外と快適だった。今回は防虫キットが効果を発揮し、ドア全開でも全く蚊に悩まされずに済んだ。時刻は8時頃であろうか。本当はなは・あかつ きを撮影しようかとも思っていたのだが、夕べのうちに線路近くまで行く体力もなく、今回はあきらめた。
さて今日の探訪先は、今夏の旅行の主題である、西鉄宮地岳線だ。
まずは末端部から順に巡っていくことにし、津屋崎駅へと赴いた。
終着駅であり、駅前にタクシーが常時客待ちをしてはいるが、ひっそりとしていた。海岸に近いが、乗降客は数人だ。海水浴場も空いているのだろうか。

 津屋崎駅前   構内を望む


 駅へ進入



一つ香椎寄りに移動する。路線名にもなった、宮地岳駅だ。ここも人気が無く、おそらく参拝客用であろう大きな団体改札も、がらんとしていた。

 宮地岳駅   広い臨時改札


ちょうど路肩が広くなっている場所があるのでそこに車を停め、その周辺で通過する列車を撮る。既に太陽は容赦なく照りつけ、気温も上がっている。歩くだけ で汗が噴き出してくる。

 313形が登場   小川を越えて


途中、田んぼが広がる中をカーブしていく場所があった。遠くには先客の同業者も見える。一本となりを通る農道から撮影。この農道が、かつて移転前の宮地岳 駅に向かう線路だったと言うことは、帰宅してから知るのだった。

 盛夏を行く    旧線跡に立って


さて時刻は11時。宮地岳線は結構本数が多いので、ここで一旦離れて鹿児島本線へ向かう。
「はやぶさ」を撮るためだ。市街地のS字かストレートで撮影しようと思っていたのだが、思うような場所がなかなか無く、うろうろと彷徨っていると、東福間 と東郷の間で、カーブした築堤を発見。他に場所もないことから、ここで撮影することに決めた。
この日の「はやぶさ」号は、東海地方の大雨の影響で、2時間程度遅れているらしい。これは随時掲示板にて情報を得ることができていたので、本来の通過時刻 +1時間半ほどを見越して現地入りした。しかし実際には遅れは3時間ほどに拡大しており、実際に「はやぶさ」が通過したのは、正午すぎであった。この間 ずっと強烈な日差しの元にいたため、かなり日焼けしてしまった。他にも数名の鉄ちゃんがいたが、一様にほっとした様子だった。

 待ちに待った「はやぶさ」

思いがけず時間を取ってしまったが、昼飯を買ってから再び宮地岳線に戻る。お買い物はもちろん西鉄ストアだ。

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