消えゆく鉄道'06 その2
●熊本電鉄
■ 13 ■
我々は熊本市街へ向かう。最後は、もう一度5000系の走る区間を撮影して締めようと考えたからだ。
まずは上熊本駅に向かった。JRの駅は工事中のようで、仮駅舎となっていた。その隣に一本突っ込みのホームが。暫く待っていると、平面ガエルが現れた。 5000系の増設された運転台だ。写真を見たときはゲテモノだなぁと思ったが、実物を見ると結構違和感なく作られている。
上熊本駅 平面ガエルが到着
自転車は便利 オリジナル顔も無骨なメイク
ここで再度鹿児島本線へ出張。朝の西里駅から少し北上したところにSカーブを見つけたので、ここで列車を待った。上 り「はやぶさ」も、今日はほぼ定刻の通過だった。
東京へ向けて
三度熊本電鉄へ戻ると、次の韓々坂駅に行ってみる。朝一で通過したのだが、今回は車を停めて立ち寄った。
ちょうど電車がやってきて、高校生が乗り込んでいった。
乗る準備
次に、池田駅を目指したのだが、おそらくここが全線で最も到達が難しい駅だろう。山あいの狭隘な路地の先に、その駅はあった。ここは電車で来るのがいちば ん便利だろう。
朝撮影したトンネルのちょうど裏手になり、向こうからトンネルをくぐってやってくる列車が見えた。
やっと着いた池田駅 トンネルを照らす
そして最後に、打越駅を訪れた。
ここも狭い路地の先にあり、朝は見つけられなかったのだが、徒歩で向かうと小さな案内看板があり、住宅地の中にぽっかり空いた空間にホームがぽつんと存在 した。なんとも言えない光景である。
案内看板 打越駅
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