消えゆく鉄道'06 その4

くりはら田園鉄道

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次の津久毛駅にやってきた。駅舎に入ろうと近づいてみると、駅の玄関には全然違う会社の名前が。どうやら駅舎は民間に払い下げられたらしい。横に増築され た二坪ほどの部屋が待合室となっていた。

 津久毛駅は左端

津久毛駅にはもう一つ見所がある。それは電鉄時代の変電所跡だ。今でも建物は残っているが、気動車化された今は当然使われておらず、廃墟然としている。

 電線は残るが…   朽ちていた


杉橋駅で時刻表を見ると、ちょうど上り列車が来る時間である。雪が激しさを増してきたが、平行する道路橋から狙うべく、カメラを構えて待つ。
が、一向に来ない。10分ほど待ってこれはおかしいと一旦車に戻ると、地元のおじさんが声を掛けてきた。曰く、「列車の来る時間でもないのになんで待って るのか不思議だ」。
あれ?印刷した時刻表が間違ってる?と、駅のホームの時刻表で確認。なんと土休日のみ運転である。結局上着と靴をびしょびしょにしただけだった。

 雪降りしきる杉橋駅



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