消えゆく鉄道'95 その2
●函館本線
■ 3 ■
このころにはすっかり気温も上がり、夏の陽気に逆戻りだ。給炭の係員も、陽炎に揺れていた。
給炭作業 ホーローのサボと駅名板が懐かしい
さて、発車時刻を迎える前に、下り列車の撮影点を探す必要がある。SLはやはり勾配に挑む姿の方が迫力がありそうだが、どうも今日は煙の量も少なく、いまいち期待した画がとれない。それならば、と、森林を進むイメージで場所を探したのがここだ。
森を下るC62
木漏れ日を縫って来る列車を撮りたくて、ここを選んだが、これは失敗だった。日が傾いて思うような光線が得られなかった上、下り坂のため、列車は惰性でだらだらと下りてくるだけだ。やはり変なことは考えないで、素直に倶利伽藍峠に行けば良かった。
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