消えゆく鉄道'96 その2

鶴見線

<< 2

表紙 >>

  

 数十分後に、また大川へ向かって電車が走ってくる。が、このお祭り騒ぎの中では、あまり写真を撮る気にもならないのが鉄チャン心理だ。

 そこで、対岸の、安善駅のある埠頭へ行った。ここで、運河をわたる列車を狙おうと考えたのだ。

 そのさらに向こうの、芝浦埠頭には、103系がゆっくりと走っているのが見える。

 まさに「対岸の火事」とばかりにのんびり走る

 こちらも難を逃れてきた鉄チャンが、カメラの放列を作っていた。

 我々も仲間に混じり、次の1往復分をカメラに収めた。

運河を行く  

 撮影はこれで終わり。あっけない気もするが、暗くなっては仕方ない。まあ、朝から気合いを入れて来れば良かったのだが。

 これでおしまい

 そんなわけで、クモハ12とのお別れは、取材時間にして1時間程度の、実にあっさりとしたものだった。

 そして早々に引き上げた我々は、電脳部品を求めて、秋葉原へと進路を取ったのであった。

99.8.20

<< 2

表紙 >>

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送