消えゆく鉄道'99 その3

蒲原鉄道

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 歩いていれば、気づかぬうちに村松駅だ。昼下がりの日差しが、微妙な光線状態を作り出していた。

村松駅構内  モハ61+クハ10

 さて、ローカルムードは大変よいのだが、この短い路線では、いささか飽きのくるのも早いと言うものだ。空き地に車を停め、インターネットなどで遊んでいたが、そんなものは不毛である。

 ならば、陽の落ちる前に、村松−加茂間の廃線跡を見に行こうということになった。

竹藪の中、幻想的な雰囲気

 村松駅近くから廃線跡をたどる。村松を出て、数百メートル線路跡が見えるが、あとは道路化されており、車から電車の車窓を想像するしかなかった。

途中、保存されているモハ11を発見

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