消えゆく鉄道'99 その3
●新潟交通
■ 13 ■
次に、焼鮒駅へ向かった。ここも強烈な隘路の中にある駅で、たどり着くのに苦労した。駅前のほんのわずかなスペースに車を押し込み、しばし撮影。
ファンに人気の「焼鮒」
今度は越後大野駅へと立ち寄る。が、時間的に列車が来ないため、次の駅へ向かうこととする。そんなわけでこの駅では撮影はしなかったが、どの駅も味のある木造駅舎で、廃止が本当に忍びない。
我々は、となり駅の新大野駅へと向かった。ここも片面のみの小さな駅だ。
新大野
ここで電車を待っていると、小学生に声をかけられた。
「電車ですか?」
彼らが大きくなるころには、この地に電車が走っていたことすら忘れられていくのであろうか…
土手を下ってきた
さて、ここもご多分に漏れず、鉄分が多い。一般乗客ももともと少なくないだけに、車内は相当混雑していたようだ。
いつもこのにぎわいだったら…
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