消えゆく鉄道'99 その6

有田鉄道・紀州鉄道・紀勢本線

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 8月12日。九州四国地方を中心に、依然として大雨が続いている。これから出発する我々に一抹の不安を抱かせながら、我々は出発の時刻を迎えた。目指すは、紀伊半島だ。

 夕刻19時ごろに、平井堂本社を出発。ただし、途中、パソコンショップやらゲームセンターやら、やたらと寄り道をする。

 この寄り道にだって、立派な意味があるのだ。

 その意味とは、時間調整である。何の調整かと言うと、これから通過する、藤枝バイパスの夜間通過を狙うためだ。

 藤枝バイパスをはじめ、県内の4バイパスは、今年になってから、夜間通行料金が無料になったのだ。昼間行けばトータルで1000円以上かかる通行料金がただになるのだから、これを利用しない手はない。

 しかし、逆にいえば、あまり早い時間にそこを通ることができない。つまり、必然的に明け方までの徹夜運行を強いられることになる。

 今回もその例に漏れず、夜を徹してひた走ることとなった。ルートはいつものとおり、23号から名阪国道へ抜けるルートだ。そして奈良から直接和歌山を目指す。第一の目的地は、紀州鉄道だ。

 朝5時ごろ、眠気にたまらずダウンしたが、7時ごろに再び行動を再開。山間の道路をくねくねと走る。

 途中、野上電鉄の痕跡を見ることができた。

旧北山駅か?

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