消えゆく鉄道'99 その6

紀勢本線

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……

 ……336D、定刻の通過であった。

 いったいどうなってるのか訳が分からず、続けてくるはずの下り列車を待った。こちらも時刻通り。

築堤を上がってきた

 ここで、我々はダイヤは狂っていないと結論を出した。だが次に列車が来るのは17時ごろ。なんか今更おせーよ、って感じだが、とりあえず帰路につきながら、時刻のあったところで撮影をしていくこととし、我々は多気方面に向かって戻っていった。

 あとで調べてわかったことだが、我々はどうも季節列車の時刻を見ていたようだ。そりゃ待っても来るわけ無いというものだ。しかし、駅の時刻表には、「季節列車」の表示がいっさい無かったことは、我々の名誉のためにも明言しておこう。そういわれてみれば、なんか時刻の横にシールを剥がしたような痕があったような…誰かのいたずらを恨んでも、結局は事前情報不足の我々が悪いのではあるが。

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