ご近所へGO! その1 東海道本線

急行「東海」引退

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 東海道線最後の電車急行である「東海」が、1996年のダイヤ改正をもって特急格上げとなり、東海道線上から165系の定期運用が消滅し た。
 筆者にとっては、小さな頃からおなじみの顔である。オレンジ色のおでこをみれば、遠くからでも急行とすぐわかった。
 小学生のころ、たまたま伊東線で普通運用に入っていた165系に、「これは急行かもしれない」とびくびくしながら乗った思い出もある。それだけ、165 系というのは、普通と違う、一つ格上の存在に感じられた。

  近所の土手を行く「東海」3号

 実は筆者は、「東海」にちゃんと急行券を買って乗ったことはない。というのも、乗るときと言うのは大抵北海道に行くときで、北海道ワイド 周遊券を使って乗っていたからだ。出発からいきなり優等列車に乗れるので、ちょっとお得な気分でもあった。というか、そんなときでもなければ乗らない列車 ではあったのだが。

 今は急行どころか周遊券すらなくなってしまったので、そのようなことも過去の想い出だ。

 

  由比-興津間で    同じ列車を振り返り

 

 共通運用の345M(後の375M)大垣行き夜行にもよくお世話になった。18きっぷの旅行だけでなく、飲み会の帰りなどにも重宝した列 車だ。

 こちらは今の「ムーンライトながら」になって、乗り心地は向上したが、全席指定の上り列車は深夜の飛び乗りができず、少々不便でもある。

 ただ、臨時の9375M大垣行きは、いまなお165系で運転されている。夜中に駅で見かけると、往年の姿がよみがえったようで、ちょっと うれしい。

 

 廃止直前には、ヘッドマークやグリーン車の緑帯が復活して、ファンを楽しませてくれたが、個人的には113系に混じって地味な活躍を続け たときの姿の方が好きだった。

 引退間近

01.8.19

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