消えゆく鉄道'97 その1

南部縦貫鉄道 

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 そんなわけで、七戸には0時頃には到着できた。沿線を少しうろうろしたあと、天間林駅前で一泊。翌朝一番の列車に備える。

 …目が覚めたのは、「がーっ」というエンジン音だった。「何!?」あわてて車から降りると、レールバスが去っていく姿が見える。「しまった!寝過ごした…」しかし冷静に時計を見ると、まだ始発の来る10分前である。よくわからないが、一応線路際で撮影準備をして待つことにした。

 で、10分後、確かに始発は来た。さっきのは、なんだったんだろう?

 これが本物(?)の始発

 その後は沿線をうろうろしながら撮影を続けた。さすがに鉄ちゃんが多い。沿線のどこに行ってもいる。しかし、これだけいても、誰の写真にも一人として写らないのが、不思議といえば不思議だ。

 坪駅で撮影を行う。ここでひとりの鉄ちゃんから、情報をもらう。どうやら臨時列車が運転されているらしい。正規ダイヤの十分前後に一本と、普段の倍近い運行量だ。朝の始発前のやつも、臨時列車だったようだ。しかし、この臨時、途中駅には止まらないので、駅での撮影時には注意が必要だ。止まると思っていたら猛スピードで目の前を駆け抜けられ、ヒヤッとした。

 坪駅に進入  右は防雪柵

 坪駅には、駅長がいた。写真を撮らせてもらった。

 駅長。

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