消えゆく鉄道'98 その1
●下北交通
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そこから、よいポイントを探しながら、上り方向に戻っていく。途中、恐山をバックに、ススキ野原を走る場所を発見し、そこで粘ることとした。
逆光のススキ野原を行く
Y君は初のデジビデ鉄ちゃんを行う記念すべき場所でもある。しかし、近所の犬がうるさい。ビデオにとって、犬は大敵だ。
次に、林の中の部落にある、樺山駅に移動。林の中にある良い雰囲気の駅だ。
駅のシンボルの木とともに
時間的にはここでもう1本撮ったら、もう終わりだ。たった2本しか取れないのはさみしい気もするが、車両も路線も単調だから、こんなもんでよいだろう。 撮影を終えたら、今来た道を七戸まで戻る。そこから八甲田山の南麓を、弘前へ抜けるのだ。かくして我々は、麓で怪しいラーメンを食べたあと、いざ山越えへ挑む。
おー、対向車も来なくて、快調だ!と進むこと30分、我々の行く手を大雪がふさいでいた。なんと未除雪で通行止めである。がっくり。そりゃ対向車来ないわけだ。 仕方がないので、山を下りて、こんどは十和田湖畔から抜けるルートを進む。かなりのワインディングだ。運転のY君もかなりつらそうだ。私はすでに睡魔により意識を飛ばしていた。 しかし!峠の頂上手前でまたもや通行止め!我々の持っていきようのない怒りは、どこにも向けることができなかった。私はもうここから先の意識はない。Y君によれば、いったん小坂まで降りてから、再度北上したそうだ。冬の東北の山越えは要注意という教訓であった。
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