消えゆく鉄道'99 その3
●蒲原鉄道
■ 9 ■
その後は加茂に向けて、市街色が強くなっていくのとひきかえに、線路跡はどんどん姿を隠してゆく。
もう線路跡調査も終わりかと思った、加茂まであと少しの地点で、我々はさらに感動的なシーンを目にした。
夕日に聳え立つ、陣ケ峯駅跡だった。
影のみが映えていた
こりゃもう登るしかないと、勢いよく駆け上がっていったが、何せ荒れるに任せの廃線跡、いつ崩れるやも知れぬホームは、かなりスリリングであった。
とりあえず加茂まで行き(このときはなにも見つけられなかったが)、本日の蒲原鉄道の調査は完了した。
そして我々は、一路次の目的地、新潟交通へ舵を取った。
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