過去の栄華 その4

TOPへ戻る

駿豆鉄道

<< 1

3 >>

  

 

本線から分かれると、精麦工場の脇を通っていく。手前の空き地が精麦工場跡。積み卸し設備の遺構が残っている。

 

 

築堤の上を線路は通っていた。今は築堤も均され、住宅地になっている。

この場所は、昔はガードになっていて、薄暗い雰囲気だったが、今はすっかり開放的だ。

 

その先も築堤が続いていたが、ここもすべて真っ平らにされた。1990年代に入ってすぐだったと思う。

左側の宅地のちょうど上空が、路盤だった。

この築堤は、小学生の頃、よく芝滑りをして遊んだ場所だった。まだそのころは線路も残っていて、たまに精麦工場のワムが引き上げられていた。ブレーキの検査弁をいたずらして解放したりしたことが懐かしい(さすがに全部は抜きませんでした)。

 

土手の痕跡は、ここにわずかに残る。

新幹線の築堤の胴腹に、台形の痕が残っている。ここに築堤が突き刺さっていたのだ。

新幹線はこの区間の廃線のずっとあとなので、築堤は単純にここで途切れていた。

<< 1

3 >>

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送