過去の栄華 その4 |
●駿豆鉄道
■ 2 ■
本線から分かれると、精麦工場の脇を通っていく。手前の空き地が精麦工場跡。積み卸し設備の遺構が残っている。
築堤の上を線路は通っていた。今は築堤も均され、住宅地になっている。
この場所は、昔はガードになっていて、薄暗い雰囲気だったが、今はすっかり開放的だ。
その先も築堤が続いていたが、ここもすべて真っ平らにされた。1990年代に入ってすぐだったと思う。
左側の宅地のちょうど上空が、路盤だった。
この築堤は、小学生の頃、よく芝滑りをして遊んだ場所だった。まだそのころは線路も残っていて、たまに精麦工場のワムが引き上げられていた。ブレーキの検査弁をいたずらして解放したりしたことが懐かしい(さすがに全部は抜きませんでした)。
土手の痕跡は、ここにわずかに残る。
新幹線の築堤の胴腹に、台形の痕が残っている。ここに築堤が突き刺さっていたのだ。
新幹線はこの区間の廃線のずっとあとなので、築堤は単純にここで途切れていた。
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